Coupe du Japon MTB 第4戦・十種ヶ峰(山口県) レースレポート

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【コース情報】
距離:1810m
高低差:277m

今年は異常気象の影響でCJ第3戦が中止となったりと、安定しない天候が続いていた。
早くもCJ最終戦となった十種ヶ峰も、公式練習日は天気予報にない突然の雨に時折見舞われた。
会場にはCJシリーズの中で唯一この会場でのみ、大きなビジョンカーが用意され、会場ではライブで4カ所の映像が映し出されていた。同時にyoutubeでもライブ配信されていた事もあり、多くの方が観戦されていた。
その他にも会場ではスタンプラリーや特産品の販売など、参加者だけでなく来場者も飽きる事なく楽しめる工夫がされていた。
コンディションは公式練習日までは雨が降る事もあったが、決勝日には回復して晴れ間も見ていた。コースの半分は森の中のシングルトラックが多いこともあり、完全にドライコンディションになる事はなく難しい状況の中で決勝のレースが行われた。
国際大会も兼ねていた開催された今大会には、韓国からのライダーも参加していた。

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シングルトラックが多い十種ヶ峰の難所でもあるロックセクション。
滑りやすい路面に斜度のある場所へ人工的に作られたエリアで、ハイスピードからの進入には恐怖心が伴なう。

 

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9月にカナダで行われた世界選手権で負傷した秋元選手が、今大会からチームに合流し復帰を果たした。
後遺症などもなく、元気な姿に安心したチームにも笑みが溢れた。

 

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3名のライダーはそれぞれ別々のバイクを持ち込んでレースに臨んだ。
井手川選手はOPERATOR CR 27.5
永田選手はPROCESS 153 CR / DL 29
秋元選手はOPERATOR CR 29を選択した。

 

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十種ヶ峰の名物でもある表彰式後の餅まき。
観客も多く、レースの観戦以外でも様々な楽しめる企画が用意されていた。

 


井手川選手レポート

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予選5位 2:57:976 決勝4位 2:53:551

【予選】
レース当日の天気予報が晴れとなっていた事もあり、前日の時折雨が降る状況の中でもドライタイヤで練習を行った。
天気は良かったが、予選が行われた午後の段階では予想よりもコンディションは回復していなかった。
滑りやすいコンディションを想定して、ミスしない走りと体力の温存を考えて走ることとした。
スタートしてすぐの連続した細かいコーナーでは、少し気合が入りすぎてしまいオーバースピードになった事でリズムを崩して失速してしまった。
すぐにリラックスするように心がけて、走りのリズムを重視しするように修正した。
ここからは良い流れで走る事ができたが、疲労を残さないようにペダリングセクションでは風の抵抗を受けないように伏せて身体を休めた。
予選はトップから約2秒落ちの5位となり、決勝への期待が大きくなる結果となった。

【決勝】
予選終了から決勝までの間に気温も上がり時間も空いた事から、決勝を走る頃には日向のゲレンデ区間はかなり乾いていると予想できた。
スタートして予選でミスした連続したコーナーは予想通り、ドライコンディションとなっておりスピードにのせて走り抜く事が出来たが、日差しの入らないシングルトラックはあまり良い状況ではなかった。
ドライとウエットな場所を見極めながら緩急をつけてセクションをクリアして行った。シングルトラックのコース幅が狭い為、小さなミスで失速すると加速が難しい。2カ所ほどオーバースピードでミスしてしまったが、それ以外はペダリングでも出し切って走る事が出来た。
トップとは約4秒とタイム差が出てしまい悔しかったが、表彰台まであと0.2秒と表彰台に登れなかった事も残念な結果となってしまった。

【次戦への課題】
今年のCJでは4位が続き悔しい結果が多くなった。ただ、前半のレースに比べるとバイクのサイズを変更してからは、ようやく自分らしい走りが出来るようになって来た。
今年はまだダウンヒルシリーズが3戦残っていますので、結果がついてくるよように頑張ります。引き続き応援のほどよろしくお願い致します。

 


永田選手レポート

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予選6位 2:58:913 決勝6位 2:56:332

【予選】
今回も前回CJに続き、エンデューロバイクで出場。やはりこのレースの間にEWSを挟み、エンデューロバイクでのダウンヒル速度域のコントロールの重要性を痛感した。日本のダウンヒルと世界のエンデューロは同等かそれ以上にハードなコースが多いので、日々の慣れと積み重ねが必要という思いを痛感し今回もエンデューロバイクので出場を決意した。 しかし周りの選手はダウンヒルレースだけあり、ダウンヒルバイクの選手が多く、前半セクションの荒れたキャンバーなどの区間は正直苦戦したが、エンデューロバイクでタイムを稼げる区間を見極めタイム短縮を図ってコース攻略に努めた。 予選までに雨が降ったりやんだりと常に滑りやすいコンディションが続き、難しいレースとなった。 しかしエンデューロバイクの良いところは失速した際もすぐにリカバリーできることや、取り回しも軽いので体力への負担が少なくそこがメリットとなった。 予選は練習中から決めていたペダリングセクションを見極め、前半のキャンバーセクションで一度ラインを外すと戻れないので慎重に前半はこなした。結果は予選6位で通過。

【決勝】
レース日は晴天に恵まれ、一気に路面もドライコンディションへとなっていった。予選で決めていたペダリングセクションを重点的に、前半区間も予選より攻めれると判断して挑んだ。しかしスタートしてすぐのスイッチバックが終わった後のキャンバーで今までのラインが無くなっておりラインを大きく外しタイムロス。。中盤のロックセクションもイン側ラインに寄れなかったりと、ミスを連発する結果に。しかし後半のフラット区間からなんとかリズムを巻き返し、決勝も6位で終える結果となった。 今回のレースは自分の中で目標を決めて、課題をもって挑んだレースだったので、その中で達成できた事もあり収穫のあるレースになった。 これにて国内のダウンヒルレースはシーズン終了となりますが、国内エンデューロがまだ残っており、引き続き気持ちを引き締めて取り組んでいきます。

【次戦への課題】
シーズンは終了へ向かっていますが、来年のEWSへ向けて気持ちを切り替えて今季感じたことを実践しトレーニングへとつなげていければと思います。 引き続きの応援よろしくお願いします。

 


 秋元選手レポート

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予選4位 2:56:976 決勝14位 3:04:682

【予選】
9月に行われた世界選手権で怪我をして以来のレースとなった。軽く身体を動かす事は出来ていたのでフィジカルトレーニングは行っていた。 全体の流れの最終確認を行うイメージでスタートをした。所々コースも荒れてきていたが、体力を使い過ぎないように冷静に走り決勝へ向けて良いイメージを持つ事が出来た。

【決勝】
予選タイムからも勝つ為にはタイムアップが必要であると考えていた。スタート直後に大きな失速をさせてしまい、焦りの気持ちとスピードを乗せたい欲が出てしまった。 その後のコーナーでリアタイヤを大きく滑らせてしまいクラッシュしてしまった。 感覚も戻りつつ調子良く乗れていただけに残念な結果となってしまった。

【次戦への課題】
勝つ難しさを実感し、世界戦へ挑戦したりと得るものも多いシーズンでした。 今シーズン沢山のご声援ありがとうございました。