第31回全日本選手権大会 富士見パノラマリゾート(長野県)

年に一度の全日本選手権が今年も富士見パノラマリゾートで開催された。
今年で4年連続同会場での開催はこれまでに例をみないが、関東圏からも近いこともあり参加者や観戦者も多く来場していた。
全日本選手権はどこか特別な雰囲気があり、選手たちもいつも以上に集中して事が感じられた。
全国的に猛暑が続くこの時期に、出展エリアで標高が約1000mもあるこの会場でも感じたことのないほどの異常な暑さとなっていた。
各チーム、選手共にこの暑さ対策に一番苦労するとは想像もしていなかったであろう。
そんな熱気に溢れた会場では日本一になるライダーを目にしようと盛り上がりをみせていた。

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全日本選手権では出展メーカーの数も多く、会場もいつも以上に活気に満ち溢れていた。
今回はチームスポンサーのMAVICとブースを展開。

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大会前に起きた西日本豪雨災害を受けて、
ダウンヒル選手会を中心に大会後にチャリティイベントとサイン会を開催。
義援金は15万円を超え、全て赤十字を通じて寄付された。

 

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チームは暑さ対策としてブースに扇風機を設置したが、それでもプロテクターなどを着用する選手は滝のような汗をかいていた。
特に重要なのが水分補給だが、そこは各ライダーがしっかりと対策していたようだ。

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昨年から始まった新種目のエリミネーターに、今年もダウンヒルレース直後に参加した永田選手。
チームでアシストして準備したが、参加選手は専門ライダーも多く、ダウンヒル競技後すぐのレースでは体力的にも厳しく感じた。


井手川選手レポート

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予選22位 2:24.748  決勝18位 2:21.470

【予選】
前日のタイムドセッションで転倒してしまい、左脚を負傷してしまった。
レース当日は腫れと痛みがあり思うように走れていなかったが、何とか予選は出走する事ができた。
脚の痛みで力が入らず上半身に頼るライディングになってしまい、普通に走る事が精一杯の状況だった。
予選はとにかく慎重に走り攻めの走りは出来なかったが、無事に走り切る事で少しリズムを取り返した感じがあり安心した。
タイムはトップとも大きな差があり、厳し状況だったが、決勝では5秒短縮できるようなライディングをイメージして準備することとした。

【決勝】
この1本でレースが終わるので、可能な限りスピードを上げて走ろうと決めていた。
前半はリズム良く走れていたが、やはり中盤から思うように下半身に力が入らなくなりリズムも崩れバイクのコントロールが難しくなっていった。
そのタイミングと同時に走りが雑になった事により、リアタイヤを石に強くヒットさせ、瞬時にタイヤの空気が漏れスローパンクしてしまった事に気が付く。
その後、何とか空気は止まったがリアタイヤの空気が少なく何度もリムに地面が当たる感覚が強くなっていった。
とりかくゴールする事を目標に、フロントタイヤに荷重を移して走るように心掛け、なんとか無事にゴールする事ができたが、目標タイムには少し届かなかった。
ただ万全ではない状態でも、予選よりタイムを縮める事が出来たのは唯一良いところとだったと思う結果となった。

【次戦への課題】
1回のクラッシュでレース展開が天から地へ落ちてしまい、今年の全日本選手権が終わってしまったが、最後までなんとか走り切れたことは自分にとってもプラスになった。
まだレースは続くのでしっかり積み重ねて、準備して行こうと思います。
応援ありがとうございました。


 

永田選手レポート

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予選6位 2:15.198  決勝7位 2:16.046

【予選】
年に1度の全日本選手権は他のシリーズ戦とはまた違う意味のある大会で、一発決めれば日本一のタイトルを獲得できる緊張感も他のレースとはまた違ったレースになる。今回はレース前の乗り込みも充実出来ていて、セッティングもかなり決まっていたので、自信を持って挑む事だ出来た。 予選は練習日から数ヶ所ラインに迷いはあったもののレース当日に自分で納得の行くラインをチョイスする事が出来た。予選は大きなミス無く、リラックスして走る事が出来、余裕を持って予選を終えた。しかしトップとのタイム差は5秒弱あったので、決勝でよりペースアップし一発決めないと優勝は難しいと感じた。

【決勝】
予選でラインは定まっており、セッティングもかなり安心感を持ってレースする事が出来ていたので、あとはラインを信じてとにかく攻める事が勝負になる。レース前に何度もラインをGoPro映像で再チェックして、本番に挑んだ。 第一シングルまではリズムよく走れていたが、シングル中盤でキャンバーに振るラインで振る事が出来ず、ここが一発ズレた事でかなりリズムが狂う、ここから少し焦りが出てしまい、更に巻き返さないとタイムが出ないという焦りからAダッシュ出口のラインは大きく外してしまい、今まで一度も走った事の無いラインへ入るミスをしてしまい大きくミス。ミスにミスが重なり、余裕を持って走っていた予選のタイムよりタイムを落とす結果となってしまい、7位で決勝を終えた。2015年に国内タイトルを獲得してからなかなか返り咲けないが、後半戦、集中して一戦一戦大切に挑んでいきたい。 今回不甲斐ない結果になってしまい、応援してくださった皆さまには申し訳ない気持ちで一杯です。 バイクセッティングはかなり良い感じなので、次のレースに向けてしっかり取り組んでいきます。

【次戦への課題】
今回の反省点を活かして、レース展開を意識しすぎずに決勝もいつもの自分のリズムで走る事を目標に、結果に残して行きたい。 次はパンプトラックレースとなりますが、世界大会予選でもあるので気合を入れて挑んでいきます。 引き続きの応援、よろしくお願いいたします!