DOWNHILL SERIES 第6戦・吉無田高原(熊本県)井手川選手がNewマシンで優勝!

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【開催日】 2017年11月11日〜12日
【天候】 晴れ
【コースコンディション】 ドライ

 

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夏から秋にかけて続いたCJシリーズが終わり、約3ヶ月ぶりにダウンヒルシリーズ第6戦が熊本県で開催された。
昨年の大会は地震からの復興イベントであったが、今年は震災を乗り越えてまた元気な吉無田高原が戻って来たと感じた。会場には地元のお店が多く出店しており、食事やお土産も買う事ができ、賑わいを見せていた。
また、今大会には航空会社のFDAが特別協賛として入っており、エキスパートクラス優勝者にはペア往復航空券がプレゼントされた。こうして他業種の協賛が今後も増えて大会が盛り上がって行くことを期待したい。
井手川選手が今回持ち込んだ2018年モデルのKONA PROCESS153CRは、国内では発売前のモデルとなるため会場でも注目を集めていた。
Newマシンでのデビュー戦を優勝で飾ることが出来るのか?結果に注目が集まる大会がスタートした。

 

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今大会に持ち込んだKONA PROCESS153CRは、フレーム形状を一から見直し ALL NEWとしてフルモデルチェンジを行なった最新のモデル。

 

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スタート地点から見る熊本の景色は絶景であった。
この景色の中をMTBで走ることをイメージするだけでも、その気持ち良さが伝わるだろう。

 

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ダウンヒルシリーズ恒例のプロライダーとの交流企画。
レース前日にプロライダーと一緒にコースを歩きながら、コースのラインや走り方などをレクチャーしてくれる。
人気の企画のため2つのグループに分かれて実施。
こちらは井手川選手と井本選手が講師となった。

 

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ダウンヒルシリーズを年間を通して盛り上げてくれるRed Bullは、北海道から宮崎県まで全国の会場でキリッと冷えたドリンクで翼を与えてくれている。

 

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熊本といえば馬刺し。大会前夜には地元の方達と地物をいただく。これも遠征の正しい楽しみ方?
新しい出会いと、美味しい食べ物を楽しめるのもこの大会の良いところでもある。

 

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こちらも恒例となった企画。優勝者予想投票。
多くの方が井手川選手に投票してくれた。こうしてたくさんの方に応援して貰える事はプロライダーにとって非常に嬉しいことである。

 

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レース当日も快晴となり、1日を通してMTB日和となった。
午前中は練習時間が設けられ、14:00から各クラスのレースがスタートして行った。
プロクラスは最後のメインイベントとなるため15:40からのスタート予定となっていた。
各レースが終わって行く中で途中、転倒者が出てしまったため30分ほどレースが遅れて再スタートした。

この30分で日が落ち始め気温も下がって行く中で、路面から滲み出て来た水分で部分的に滑りやすいコンディションとなっていた。

そんな中、前日のタイムドセッションの結果からリバーススタートでプロクラスが始まった。
先ずは第一走者が慣れたコースで安定の走りで最速タイムをマークし、今年の全日本選手権優勝者が続いてスタート。
コース中盤のジャンプセクションで大きく弾かれて転倒してしまい会場が騒めき立った。
その後、怪我もなく立ち上がりゴールまで無事に走りきる。
続く選手は第一走者のタイムを更新することが出来ずに暫定2位でのゴール。
次にスタートしたライダーはリズム良くセクションをこなし最速タイムで暫定1位を獲得する。
残すは最終ライダー井手川選手のみ。会場が静まり返るなか勢いよくスタート切る。
ミスが続出したS時コーナーも速度を落とすことなくクリアし、そのままの勢いを保ってゴールラインを超えた。
MCの大きな歓声と共にタイムが読み上げられ、今大会最速タイムをマークして優勝を決め、同時にニューバイクのデビューウインとなった。


 

井手川 選手レポート

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タイムドセッション 1位 0:43.704  決勝 1位 0:42:509

【タイムドセッション】
最後にMTBに乗ってから約1ヶ月間MTBに乗ることが出来ていなかった。
また、今大会から新しいバイクを組んだため、会場で初めて乗ることとなった。
不安要素もあったが、来季に向けたトレーニングを今年は早めに始めていたこともあり、身体の調子は良く、動きには不安はなかった。
午前中の練習でバイクのポジションとサスペンションのセッティングを合わせることが出来た。
タイムドセッションではスタートからスピードを上げて、レーススピードに慣れることを意識して走った。
走行ラインも事前に決めていた様に走ることができ、細かいミスはあったが全体を通しての流れは良かったと感じられる走りだった。

【決勝】
前日の走行ラインから、一部ラインを変更して走ることに決めた。
決勝時間が予定よりも少し遅くなった事で、コース内の数カ所にある日陰の場所が滑りやすくなっていると予想していた。
スタートから全力でペダリングし、ハイピードを維持したまま2コーナーをクリア。そのまま大きな右コーナーから出口に差し掛かったところでアウト側に膨れてしまった。ここで無駄なブレーキをしてしまい少し失速したが、ペダリングで加速させてリカバリーする事ができた。
難所となったS字コーナーでは速度が上がり過ぎてジャンプで飛ばされない様に、しっかりバイクを抑えて低く飛ぶ事ができた。
そのままゴールまで足を止める事なくペダリングし続け、スピードを維持したままゴールエリアを駆け抜けた。
タイムは前日よりも約1秒縮める事ができ、新しいバイクでのデビューウインを無事に飾る事ができた事も嬉しい結果だった。

【次戦への課題】
まだバイクに完全に慣れていない部分もあるため、次戦までにたくさん乗り込んで特性を更に生かしスピードを上げて行きたい。
今大会も優勝はできたがミスをしたセクションがあった為、ショートコースでは絶対にミスしない集中力とフィジカルの高さが大切であることを改めて感じた。完璧な走りができる様にトレーニングを続けます。

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