自転車冒険家・西川昌徳さんがニュージーランド旅で使用したパーツ類に関してのレポート

自転車冒険家の西川昌徳さんから、昨年末から年明けにかけて行ったニュージーランド一周旅に行くために選んだ様々なパーツ類のレポートが届きました。暖かくなりはじめ春休みも間近となりましたが、これから国内外で長期ツーリンング旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてみてはどうでしょうか。

Guee シリコンバーテープ】

バーテープ3 バーテープ1 バーテープ2バーテープ3 バーテープ1 バーテープ2

僕の自転車旅の1日は長丁場。追い込みの時には、日の出から日の入りまでサドルにまたがっているようなこともある。長時間走行で披露とともにライディング姿勢が崩れてくる自転車旅にとってハンドルとサドルまわりのパーツ選びはとっても重要。今回の旅ではGueeのSIOシリコンバーテープを使用した。太く見えるバーテープの正体は2重巻き。完成車に装備されていたバーテープの上からシリコンバーテープを巻くことで太くしている。これにより握力をかけずハンドルを握ることができるし、クッション性が増すことにより手のしびれも軽減することができる。シリコンバーテープはグリップ力が高く、雨の日でも滑るようなことがなく安心してハンドルを握ることができた。

CLEMENTタイヤ】

タイヤ1 タイヤ2

これまでの旅ではドイツメーカーのパンク耐性のタイヤを使用してきたが、今回はテストも兼ねてROVE ST完成車に装備されているClement X’PLOR USH 700×35cでのツーリングに挑んだ。最初の印象は「じゅうぶんイケる」パンク耐性のあるタイヤに比べて、軽くグリップ力も抜群なのでツーリングにも安心して使用できた。ニュージーランド一周4000kmを走行してみて、前後のタイヤローテーションを1回で走り切ることができた。パンク耐性については、やはり雨のあとの走行などでガラスや金属片を拾ってのパンクが多かった。2ヶ月で6回。摩耗しパターンが薄くなってきてからはやはりパンクの不安が多くなるが長期ツーリングでもじゅうぶん使える。

Birzmanパンクパンク修理キット】

パンク1 パンク2 パンク3

今回のニュージーランド旅に持って行ったのがBirzmanのFEEXTUBEというパンク修理キット。使用するまで半信半疑だったのが、もともと糊がついたシールタイプのパッチでのパンク修理。「あくまで応急用だろうか。」という僕の不安をよそに、このパッチでパンク補修しても全く空気漏れを起こすことなく最後まで走り切ることができた。むしろ乾かし方や圧着のやり方に気をつかうこれまでのゴムのり&パッチでの補修よりも、素早く確実にパンク修理を行うことができた。パッチが入るカバーには、チューブ表面を整えるためのヤスリも標準装備されており無くす心配もない。あとはカバー自体がもう少し薄く小さければベスト。なお、今回持って行った携帯ポンプも同じくBirzmanのVELOCITY APOGEE ROADを持って行きました。コンパクトで専用のホルダーを使ってフレームにしっかりと固定できるので便利。使用するときはポンプ本体からホースが延びて空気も入れやすく、こちらも応急措置的に空気をある程度入れるのではなく、しっかりと走行時に適した空気圧まで充填することができるので走行距離が長い旅には欠かせない。

Guee ボトルゲージ】

ボトルケージ1

これまで旅ではアルミ製・プラ製の両方を試してきたが、今のところ今回の旅に使用したGueeのD-CAGEのようなプラがベターだと思う。 アルミ製のものは軽量だが転倒時に折ってしまうと、ボトルホルダー自体が機能しなくなってしまうが、プラだと一部破損してもなんとか大丈夫ということがこれまで何度かあった。このケージは逆向きに入れるとペットボトルもしっかり固定できるというアイデア商品。実際に旅でペットボトルを使用する機会はなかったが、これなら普段のサイクリングで「あ、ボトル持ってくるの忘れた!」と出先でペットボトルを買っても携帯できるので便利だと思う。少し締め付けがキツイきがするフィッティングはときにダートも走った今回の旅では、ガタツキもなく信頼することができた。

Guee ライト】

ライト1 ライト2 ライト3

今回の軽量パッキングで迷ったのがライト。キャンプを含め夜間行動時にはヘッドライトを使用する僕にとって、自分の存在を知らせるためのフラッシングライトはとにかく軽いものを、とこのGueeのTADPOLEを選んだ。電池の購入がままならない外国でのツーリングにおいてUSB充電可能というのも大きなメリットだった。バンド固定式のため、今回の大型サドルバッグにも簡単に取り付けることができたのが良かった。 2ヶ月間使用してみて感じた課題は明るさとバッテリー容量。軽さを追求してのこのチョイスだったが「昼間でもフラッシングライト点灯が普通」のニュージーランドでのサイクリング環境においては光量が足りなかった。また昼間での使用を考えるとバッテリーの持ちが足りなかった。次回はもう少し大型のものを使用しようと思うが、日本の夜間使用を考えると、ツール無しに取り外し簡単で軽量なこのライトはバッグに入れておいてもかさばらないし、僕のように目的によって違うバイクを乗るサイクリストにとってはとても便利だと思う。

 

今回のパーツ類に関するレポート以外にも、同じくニュージーランド旅のために選んだバイクKONA・ROVE STに関するレポートも届いています。詳しくはこちら。

http://www.akiworld.co.jp/archives/3633