COUPE DU JAPON MTB 第3戦・たざわ湖スキー場(秋田県) 永田選手が優勝 井手川選手が2位

悪天候の影響で予選がキャンセルされ、決勝一発勝負へ。

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【開催日】

2017年7月15-16日

 

9年前までジャパンシリーズが行われていた田沢湖大会が、今年また開催されることとなった。

当時を知るライダーはとても懐かしく嬉しい気持ちだが、初めて走るライダーも多く、9年という長い年月を感じる形となった。

コースは以前にも使われていたルートを基準に、シングルトラックなどが追加されゴールエリアも新しく変更されていた。

スタート地点からは田沢湖が見える絶景で雰囲気も良い。

公式練習日となる土曜日までは気温が30度を超える晴天に恵まれ、コース内は埃が舞い上がるほどのドライコンディションとなっていた。

しかしそんな状況とは一転して、決勝日の夜中から秋田県全域で豪雨となり、コースは川のように水が流れていた。

ライダー達が公式練習を重ねる毎にコース状況は悪化していき、時おり強い風と濃い霧に覆われて視界も悪くなっていった。

雨は時間が経つにつれ強くなり、秋田県に大雨洪水警報が発令されてしまった。

この警報に合わせて予選前には大会側から決勝のみでレースが行われると発表された。

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それぞれがヘルメットに取り付けたカメラの映像をチームで確認しながら、ライン取やライディングの話し合いを行う。

最速ラインを出し合うことで効率的にタイムを短縮できるのはチームのメリットでもある。

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快晴だと思われた土曜日までは、あんなに豪雨になるとは誰も予想できなっかたであろう・・・。

 

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夜中に降った豪雨により各ブースのテントは雨の重さで崩壊したところもあった。

KONAのブースはメカニックの処置により被害が最小限で済んだ。

 

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ゴールしてレースを終えた表情。

疲れとともにワン・ツーフィニッシュはチームにとっても最高の結果となった。

 

永田選手が優勝、井手川選手が2位を獲得!!

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午前中の練習は8:30から2時間行われた。

練習を1本づつ重ねる度にコースの状況は悪化していく。

ブレーキングギャップは大きくなり、深くなった溝には雨水がたまり深さが分かりにくくなっていた。

各クラス予選がなくなり決勝のみとなったが、全クラスがスタートしてから最後に出走するエリートクラスは、コースの悪化は避けられない難しい状況となっていた。

また、スタートエリアでは強い風が吹き続き、設置されたテントが飛ばされそうになるほどだった。

雨のマッドコンディションを得意とする永田選手が先ずはスタート。コースの悪状況を感じさせない速いスピートを維持したままゴールした。

文句なしの最速タイムで暫定1位を獲得。

続く加藤選手はコース中盤での転倒によりタイムロスしてしまったが、後半巻き返しゴールした。

次に怪我の影響が残る井手川選手がスタートし、ベテランらしい綺麗なライン取で失速させる事なく走りきり、永田選手に続く暫定2位となる。

最後に泉野選手がスタート。スタート直後に強風に煽られてバランスを崩すも、なんとか立て直し走り暫定4位でゴールとなった。

その後、順位の変動はなく永田選手の優勝が決まり、チームでワン・ツーフィニッシュと言う最高の結果となった。

 


井手川選手レポート

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予選キャンセル  決勝2位 2:42:908

【決勝】

肩の調子が万全ではない自分にとっては、今回の雨でのコース状況は正直助けられる形となった。

前日から雨の予報が出ていたので、どのラインを走るのか事前に決めていた。

スタートする時には風も強く視界も10m先が見えない状況だったが、どんな風にコースが悪化しているのか楽しみだった。

スタートしてすぐの大きな左コーナに差し掛かり、既に溝は深く大きくなっていたのが分かったので、溝にハメないラインを選んで速度を落とさないように気を付けて走った。

シングルトラックは路面も柔らかく掘れやすいので、落とし穴のような穴がたくさん空いていた。

溝を使う場所と使わない場所を分けて、フロントホイールのグリップがなくならないように意識した。

ゴール前の木の根があるセクションで滑ってしまい失速してしまったが、それ以外はイメージ通りにスピードを維持して走りきることが出来たと感じた。

まだまだ上半身の踏ん張りが効かない事もあり、

全開では突っ込んでいけないが、

今できる走りは出来たと思える走りだった。

次戦への課題】

次の全日本選手権まで数日しかありませんが、

疲労を回復させて肩の痛みを少しでも軽減できるように取り組んで準備します。

年に1度の全日本選手権なので、悔いの残らないように集中して満足いく走りが出来るように頑張ります。

 


永田選手レポート

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予選キャンセル  決勝1位 2:40:995

【決勝】

9年ぶりに開催された田沢湖大会、エリートで初めて表彰台に上ったのもこの田沢湖で思い入れの強い会場だった。今回のコースレイアウトはハイスピードからタイトなシングルトラックの繰り返しで練習日は晴天に恵まれはスピードなコースになったが、レース当日は朝から大雨になりコース状況は一変した。元々荒れていた路面も更にギャップが大きくなりシングルトラックも掘れまくり、よりハードなコースになった。こうなると自分には一番得意なコースコンディションとなり、自信を持ってレースに挑む事が出来た。

またレース当日の試走も朝3本走る事が出来、入念にコースをチェックした。今回は悪天候となり予選無しの決勝一発レースとなり、一発で決めなくてはいけないとうプレッシャーと集中力が試されるレースとなった。 決勝本番、スタートすると想像以上のコースの荒れ方をしていたが、ここにテンションが上がり攻める事が出来た。抑えるセクションは抑え攻めるセクションは自分の限界まで攻める、このメリハリが今回のコンディションにもマッチし、自分の納得いく走りをする事が出来た。結果は優勝という最高な結果を出す事が出来、自身を持って挑んだレースでしっかり結果を残す事が出来た事はなによりの収穫となった!更に1,2フィニッシュをチームで達成する事が出来たので最高の結果だった。

次戦への課題】

2015年にチャンピオンを獲得し、昨年はタイトルを逃し非常に悔しい想いをした全日本選手権。自分の中でも最も照準を合わせてきている大会で、前の週に開催された今レースでは結果を残せた事はなによりの収穫で、この全日本選手権でタイトルを奪還したい。 皆様の引き続きの応援よろしくお願いいたします!

 


加藤選手レポート

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予選キャンセル  決勝6位 2:48:934

【決勝】

決勝 6位 決勝、土砂降りの雨の中スタートした。 スタートし、1コーナーから攻めて入ったがコースの荒れ方が酷く、上手く曲がることが出来ずふくらんでしまい失速させてしまった。 ペダリングし、スピードを乗せ第1シングルに進入してミスなくこなせたがラインを外してしまい綺麗に出口をこなすことが出来なかった。 第1シングルを出てゲレンデセクションでラインを外してしまい転倒をした。 その後、すぐ立ち上がったがコースが荒れていたためトップスピードに乗せれることが出来なかった。 中盤のシングルは想像より荒れていなかったので攻めて走った。 最終シングルではリズムに乗ることができてゴール! 転んだため結果は6位。

次戦への課題】
今回の敗因 次戦への課題 敗因は、先読みするテクニックがないからだと思った。先読みして想像すれば今回のようなクラッシュを防ぐ事が出来ていたかもしれない。 次戦への課題は、ドライコンディション、ウエットコンディションを両方得意にしたいと思っています! そのためには、自分の得意不得意、関係なくラインを変えて走ってみたりとすれば両方得意になると思いました!

 


泉野選手レポート

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予選キャンセル  決勝4位  2:46:168

【決勝】

今回の田沢湖大会は初参加で非常に楽しみにしていた。

コースは今までにない感じで新鮮で楽しめた、ワイドなゲレンデセクションやシングルトラックは細かくテクニカルなコース設定でした。

練習からいい感覚を掴めていましたが翌日の天気予報が豪雨だったので少し不安になりました。 ウェットコンディションになる事も考えてライン確認も行いました。

決勝当日は予報通り朝から豪雨でコース状況も一変して川のようになっていてギャップもかなり大きくなりタイム差が大きくなると感じました。

練習本数は2本行き予選に備え、予選でコース状況を見て決勝のイメージを予定でしたが、予選抜きの決勝1本勝負になり自分の思い通りにいかず少しバタバタした状態で決勝を迎えました。

コース状況は練習時と大きく変わっていて対応するのに精一杯であまりタイムには期待していませんでしたが、ウェットコンディションレースでは毎回転倒していたので4位でしたが良かったです。

怪我が治ってすぐのレースでしたがいい感覚を掴めたので次戦に向けて頑張りたいと思います。

次戦への課題】

コース状況の変化に対応仕切れない所があったので、ウェットコンディションに変わる事も予測して練習時から色々ならライン取りを試します。