DOWNHILL SERIES 第3戦・福井和泉MTBパーク(福井県) 井手川選手が優勝

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DOWNHILL SERIES 第3戦・福井和泉MTBパーク(福井県)

開催日:2017年7月1日・2日

天候:雨時々晴れ/  コースコンディション:ウェットマッド

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ダウンヒルシリーズ開幕戦、第2戦と晴天が続いていたが、3戦目にしてやっと梅雨を感じさせる天気となった。

土曜・日曜の両日とも雨が降り、時より晴れ間が現れる。そんな不安定で予報も当たらない状況ではコースコンディションも非常に変わりやすい。雨が降り続けば雨水と一緒に泥も流れていくため、タイヤやバイクにも泥が付きにくく、まだ走りやすいが、雨が止んで少しでも乾き始めると粘土のように泥がまとわり付いて走りにくい。

ペダリングも重くなり体力も消耗され、木の根や石にのった泥が滑りやすい状況へと変えていく。

そんな難しい状況の中、5月のレースで怪我をしてしまった井手川選手が、約1ヶ月振りにレースへ復帰する事となった。

怪我の状況はまだ万全ではないものの、7月の全日本選手権に向けて徐々にコンディションを上げていく為にも、今大会は練習も兼ねて久々のレース出場としたようだ。

 

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プロクラスのスタート前に激しい雨が降り始め、それまで乾き始めていたコース上には、深い水溜りが多くなり、コンディションが大きく変わっていた。

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今回ようやく復帰できた井手川選手と、今年ダウンヒルシリーズ初参戦の加藤選手。

一瞬の晴れ間を狙って記念撮影!

 

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土曜日まではセミウェットタイヤで走行可能だったが、日曜日は完全にマッドタイヤへと変更した。
変わりやすいコンディションにタイヤのチョイスも勝敗を大きく分ける事となった。

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今大会には松田メカニックが参加してライダーをサポート。
雨の日はバイクの洗車からメンテナスやタイヤ交換と非常に忙しくなる為、メカニックの参加はチームにとっても心強い。

 

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プロクラス決勝のスタート前までは雨も止み、路面は少しずつ乾き始めて泥が付きやすい状況となっていた。
しかしプロクラスの決勝20分ほど前からまたしても激しく雨が降り始め、スタート前にはコース上は川のように雨水が流れるのが確認できる程となっていた。

先ずはエリートクラスで優勝し、下克上システムでプロクラスでの走行を決めた藤村選手がスタート。
エリートクラスが行われた時よりもコースコンディションが悪くなっており、タイムアップする事が出来ずゴールする。
続いて井手川選手がスタートし中間タイムもこの日の早速となるタイムをマーク。
怪我の影響を感じさせない走りを見せ、そのままゴールまでしっかり走りきりトップタイムを叩き出す。
前日のタイムドセッションから約6秒もタイムアップさせた。

続いて阿藤選手も井手川選手に近いタイムを出すも更新ならず。
雨の予報を信じてあえてドライタイヤで臨んだ加藤選手は、中間タイムでは井手川選手よりも早いタイムで通過する。
ゴールエリアに見えたタイミングは井手川選手と変わらない。
最後まで力強いペダリングで加速させるも、コンマ数秒足らず暫定2位でのゴールとなった。

そして最終走者の田丸選手も続けてゴールするも、4位でのゴール。
その瞬間、復帰戦となる今大会で見事に井手川選手が優勝を飾り、誰もが予想もしない結果に驚きの声が上がるレースとなった。


井手川 選手レポート

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タイムドセッション 4位 2:15.189 決勝 1位 2:08:799

【タイムドセッション】
怪我をして約1ヶ月が経ち、日常生活も普通に行えない状態で少しずつリハビリを続け、今大会は怪我のないように走ろうと決めていた。
練習から肩の可動域が出ないことによる痛みもあり、恐怖心が頭から離れない。
腕にも肩にも力が上手く入らないため、無理はしないようにしているが、久しぶりにライディングできた事で練習を重ねる度に楽しくなっていった。速度も少しづつ上げて行けるようになり調子を取り戻しつつあった。
タイムドセッションでは転倒リスクのある滑りやすいところでは速度を落とし、確実に走れるように心がけた。
トップタイムを狙っていたわけではないが、ある程度走れていたのでタイムを期待したが、トップから約5秒も遅れてしまった。
そう簡単に普段の走りができるわけではないと痛感した。

【決勝】
朝から雨が降り続きコンディションが悪くなったのでタイヤをマッド用に変更。練習は決勝までに3本行なったが、恐怖心も少しづつなくなっていき、速度もあげられるようになっていった。
そんな中で「あれ?もしかしたら勝てるかも?」と感じ始め、決勝前には完全に勝ちを狙うモードに入っていた。
体調は万全ではないので無理はしないが、出し切ろうと決めていた。
決勝前には雨が激しく降り始め、コースの状況もかなり変わっている事が予想できた。
スタートして前半のシングルトラックでは少し丁寧に走ったが、後半のペダリングセクションでは上手く速度に乗せる事が出来た。
久しぶりの全開走行に体力的にもキツかったが、下半身を中心に身体を上手く使って走りきる事が出来た。
最後まで自信なかったが、優勝する事が出来て凄く嬉しかった。

【次戦への課題】
とにかく今は怪我を悪化させないように、早く痛みがなく身体を動かせるようにする事が目標です。
これからレースが続きますが、気持ちを切り替え、新たなスタートとしてレースに臨みたいと思います。
今回は本当に優勝できて最高に幸せでした!
応援いただきまして誠にありがとうございました。引き続き宜しくお願い致します。


加藤 選手レポート

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タイムドセッション 2位 2:10.294 決勝 2位 2:09.118

【タイムドセッション】
とても読みにくいコンディションとなっており、判断力とスキルが重要となっていた。 タイムドセッションでは、リラックスして走る事を心掛けた。 スタートし、1コーナー2コーナーとバンクが深いためバイクをこじってしまった。 スムーズに曲がれなかったため速度を落としてしまった。 最初のシングルでの進入は、思ったより荒れていなかったため勢い良く走り抜けた。 その後、ペダリングセクションであまり加速する事が出来なかった。 最終シングルでは、スピードを落とし安定した走りをする事が出来た。 ゴールした。結果は、2位。 ミスが悔やまれたが気持ちを入れ替え決勝に挑んだ。

【決勝】
決勝前、土砂降りの雨が降りそそいだ。 ドライタイヤをチョイスして不安だったが全力で行くしかないと思った。 スタートし、タイムドセッションでミスした1コーナー2コーナーは上手くこなす事が出来た。 スムーズにシングルを進入したが最初のシングルでペダルをヒットさせてしまいスピードを落としてしまった。 再加速してペダリングセクションで水溜りをかわし上手く走り抜けた。 最終シングルへ進入したが、変わり果てたコンディションに対応出来ず滑ってしまった。またしてもゼロスピードになってしまった。 気持ちも焦りがあったがゴールまで全力で漕いだ。 しかし暫定2位となり優勝は無くなった。 レースが終わりそのまま2位となった。

【次戦への課題】
今回、タイヤチョイスに凄く悩んだ。今思えばみんなと同じマッドタイヤを選択していれば不安や同じ条件で走る事が出来た。それは自分の考えの甘さであり弱い所が出てしまった。 次戦の課題は、コンディションの変化に対応出来るようにすることと考える力を身に付けること。 その為には、ドライコンディションの時にあえてウエットタイヤをはいたり、あらゆるバイクコントロールを身に付ければ次戦いい成績が出ると思います!