【京都産業大学体育会自転車競技部】第33回全日本学生選手権個人ロードレース大会レースレポート

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第33回全日本学生選手権個人ロードレース大会

<<開催日時>>
6月12日【天気:曇り】

<<出走メンバー>>
樋口峻明選手、安田京介選手、中井唯晶選手、松下綾馬選手、曽我部厚誠選手、溝口智貴選手、藤田俊輔選手、吉岡衛選手

<<リザルト>>
141km(1周9.4km×15周回)
1位 日本大学/武山晃輔選手
2位 京都産業大学/中井唯晶選手
3位 日本大学/岡本隼選手
9位=曽我部厚誠選手、14位=安田京介選手、41位=樋口峻明選手、53位=吉岡衛選手、60位=松下綾馬選手、64位=藤田俊輔選手、71位=溝口智貴選手

<<レポート>>
中井唯晶 選手

6月12日に岩手県紫波町で行われた全日本学生選手権個人ロードレースに参加してきました。この大会は大学対抗のポイントに関わってくる重要な大会で昨年のインターカレッジロードレース、今年の5月にあった全日本学生選手権チームロードタイムトライアルの結果と、今回の個人ロードレースの結果からポイントを獲得して大学対抗の順位が決まります。そして、その順位上位4校がツール・ド・北海道への出場権を獲得する事ができ、京都産業大学自転車競技部としてもとても重要な大会です。そして、自分としても狙っている大会です。

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前日のミーティングではゴールスプリントになる事を想定してスプリント力のある安田選手、曽我部選手の2人をゴール勝負に残し、他のメンバーでチームが後手に回らないように走るというオーダーでした。スタートして後半の平坦区間で京産大が一人も乗っていない逃げが出来ていました。すかさず自分も逃げに乗りまますが、すぐに吸収されるとカウンターで京産大2人、中央大学、日本大学、法政大学、鹿屋体育大学の逃げができ、集団もこの動きを容認し、逃げ6人とメイン集団という展開でレースは進すすんでいきます。京産大としては逃げグループに2人乗せているので集団内で脚を休めることが出来ました。

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集団は逃げグループに選手がいない明治大学、日本体育大学が先頭に出てローテーションをしていましたが、周回を重ねる毎に逃げグループとのタイム差も広がっていきました。自分も集団で走っていると、前にいた日本大学の選手が話していた事が聞こえました。その内容は逃げに乗っている日本大学の選手はエース級の選手ではないので吸収するので、いつかのタイミングでペースを上げるという内容でした。そのタイミングが何時かは分からないので補給などを済ませて集団前方でその時を待ちました。

残り4週、逃げグループとのタイム差が1分30秒になったタイミングでメイン集団ペースが上がり、逃げグループをすぐに吸収し、吸収すると逃げたい選手たちのアタック合戦となりました。チームメイトには自分からはアタックするな、でも他チームの有力選手のアタックにだけ反応しろと指示をして自分は集団内にいました。自分の作戦では、有力大学の選手が乗った5人以上の逃げは絶対に決まらない、なぜなら日本大学は多くの選手エントリーがあり、集団にも多くの選手を残している事と、岡本選手や沢田選手でゴール勝負にすると判っていたので、自分が動くとすれば日本大学の選手を乗せた少人数の逃げが最適だと思っていました。アタック合戦の末に日本体育大学の選手が1人で逃げますが、完全に泳がされている状態で心配もありませんでした。

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そして、ラスト1周に入るスタート/ゴール地点で、各選手がコース左側で補給をしている中、不意打ちで右側からアタックしました。すると思っていた通り日本大学の武山選手と2人で逃げることができ、登り区間を耐えて下り区間でエアロポジションを取り、後方のメイン集団と40秒程のタイムギャップを得ることが出来ました。平坦区間で先頭交代の合図をしても、もちろん代わってはくれません。日本大学はゴールスプリント勝負にしたいので、集団にエースがいるので先頭交代はしてくれませんでした。そこも承知の上で日本大学の選手と逃げたので自分が先頭に出たまま平坦区間を走ります。しかし、残り3キロの地点でバイクからタイムギャッブを知らされ、メイン集団との差が開いていました。一緒に逃げていた武山選手も逃げ切りに可能性を感じ、先頭交代の為に回ってくれます。

そのまま2人でローテーションを繰り返していると残り1キロを切った地点で、回ってくれなくなりました。自分も足を踏みやめ牽制に入ります。自分は何度も後ろを振り返り武山選手の動きを気にていました。そして、最後のゴール手前の登りに入る直前で右側を振り向いた瞬間に左側からアタックされ反応が遅れてしまい、そのままスプリントに入り2位という結果になりました。

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集団では曽我部選手が9位、安田選手が14位に入り、個人ロードレースの総合順位を2位に付けて大学対抗順位も2位に上げる事が出来ました。チーム全体でも全員完走する事ができ、とてもいい結果だと思います。自分が主将になってからの目標だったツール・ド・北海道への出場が達成出来てとても良かったです。6月24日(注1)に行われる全日本選手権ロードレース大会があるのでそこでは優勝したいと思います。チームとしての次なる目標はインターカレッジなので、そこに向かってチームの力をもう1段階上げれるように頑張っていきたいと思いますので、引き続き皆様からの応援をよろしくお願い致します。

注1:このレポートは6月24日の全日本選手権前に書かれました。全日本選手権ロードU23で中井選手は9位でフィニッシュしています。
第86回全日本自転車競技選手権大会ロードレースのレポートはこちら

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