COUPE DU JAPON MTB 第5戦・妙高杉ノ原(新潟県) 加藤選手が3位に入賞!

国内で初めての国立公園でMTBレースを開催

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コースデータ

全長2800m 

スタート地1449m 

フィニッシュ地827m

日本では初めての開催となった国立公園でのMTB大会。初の試みという事もあってか、使用できるコースの範囲も限られていたようで、基本的にゲレンデを中心としたハイスピードなコースレイアウトとなっていた。

現代のワールドカップのようなテクニカルで難易度の高いコース設定ではなく、90年代を思い出させるMTBの基礎を重視したコース設定が行われていた。スピードを維持しながらも、地形に合わせて上手くコーナーとコーナーを繋げて行くイメージとなる。

単調なコースだと思われがちだが、常に高速で走行しながらも、最短で綺麗なライン取りを心掛けて走る必要があり、高い集中力と、判断力が重要となった。

練習日は1日中、雨が降りコンディションもマッドとなったが、当日は朝から晴天となりコースは時間が経つにつれてドライへと変わって行った。

また、今大会はクロスカントリーも同会場で開催された為、多くのメーカーと参加者が会場に集まった。

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決勝前にブースで準備をおこなう選手達。スタート地点でのウォーミングアップからゴンドラ乗車時間などを逆算して、各ライダーが決めたタイミングでブースを出発して行く。

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事前の情報から、今大会のコースは斜度が少なくスピード維持が必要だと確認していた。

その為、今大会ではライダー全員がPROCESS167 DLを使用した。

 

高速コースを攻略して、加藤選手が3位に入賞

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近年では珍しくなった高速コースでのレースでは、経験の少ない若い選手は苦手意識を持っている選手も多い。加藤選手も泉野選手もそんな意識を少なくとも持って今大会に臨んだが、それぞれの考えたバイクセッティングに、コース攻略を重ね、決勝では両選手とも予選から大きくタイムアップさせた。

シングルクラウンの軽量仕様のバイクをチョイスした加藤選手が3位の表彰台を獲得し、泉野選手はそれに続く4位となった。

前戦で優勝し、こういった高速コースに対しても経験豊富な井手川選手の連勝が期待されたが、残念ながらコース中盤でタイヤをパンクさせてしまい、30位でレースを終える事となってしまった。

次戦の石川大会も高速でゲレンデ区間の多いコースが設定されるとアナウンスされている為、期待の持てるレース結果になったと言える。


 井手川選手レポート

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予選4 4:02:538  決勝30 5:21:659

予選

前日まで雨の影響でコースが田んぼのような状態になっていたが、朝から天候が回復しており、予選と決勝ではドライコンディションになると予想していた。

コース内の水はけが悪い2カ所では、かなりマッドコンディションになっており泥が飛び散るほどだった。

コースは9割がゲレンデ区間となり、ハイスピードが続く。このコースではスピードを落とさず、コーナーとコーナーを上手く繋ぐライン取りでスピードを維持させることか必要とされる。

先ずはスタートしてからタイトコーナーが続くが、予選ではオーバースピードでコーナーに進入した為、立ち上がりで失速してしまった。

前半はこうしたミスが数ヶ所出てしまったが、中間から後半のテクニカルなハイスピードセクションでは上手く走れたので、良いイメージが持てた。

【決勝】

決勝では前半のテクニカルセクションから、斜度のない連続コーナーまでの区間でのスピードアップとぺダリングが重要だと考えて決めていた。

自分の考えたプラン通りに前半のセクションは維持できており、予選よりもスピードも上がっていることが分かっていた。

中間エリアの高速コーナーから、水はけの悪いグチャグチャなストレートに飛び込んで行った際に、泥の中に隠れていた石にリアタイヤを強くヒットさせてしまった。それと同時にタイヤから空気が抜ける音が聞こえて来てしまいパンクさせてしまった事に気が付いた。

調子が良く上位を狙える大事なレースでパンクさせてしまった自分の走りに、悲しくも燃えきらなかった悔しいレースとなった。

次戦への課題】

パンクさせてしまう事も自分の責任だと考えていますので、次戦ではより細かくコースやラインを確認し、練習の時から決勝を見据えたライン取りを、より一層意識して取り組みたいと思います。

空気圧の設定などももう1度見直したいと思います。

前日のタイムドセッションではマシントラブルがあった為、初めてタイムが把握出来たので、決勝に向けてどのセクションでのタイムアップが必要なのかも確認出来た。


加藤選手レポート

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予選5 4:03:027  決勝3  3:58:364

予選

コース状況はどんどんドライコンディションになった。 僕は、ドライタイヤの選択して転がり抵抗か良くなった。

予選が始まり、自分の出走が来た。 スタートして出口を速く抜けようと意識しながら走った。前半セクションの穴に深くサスペンションが入ってしまい減速させてしまった。中盤からミスも無く、かなりベストな状態でゴールする事が出来た。 しかし、順位が5位で終わってしまった。 かなりショックだったが気持ちを入れ変えて決勝に挑んだ。

【決勝】

決勝は、5位とかなら本気で攻めて上手く行けばラッキーぐらいの勢いで攻めた。 スタートしてすぐにオーバースピード過ぎて若干コーナーをふくらんでしまったが、攻める気持ちを忘れずに中盤まで行った。 5回ぐらい、クラッシュしそうになったが日頃のトレーニングが効いたかわからないが転ばずにゴール出来た。 暫定1位にはなったが、タイムを確認すると優勝出来るタイムだとは思わなかった。 予選2位と予選1位の選手に抜かれてしまい、終わってみれば3位で終わっていた。

次戦への課題】

今回の敗因は、日頃のプッシュの甘さが出てしまったと思いました。高速のストレートで加速させるにはプッシュが効果的だと感じました。 次戦への課題は、一里野戦も似たようなコースになっているのでしっかり集中して、プッシュを意識して優勝したいと思います。


泉野選手レポート

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予選15 4:15:914  決勝4 3:58:486

予選

予報通り晴れで朝の公式練習中に午後は乾き始めると判断し、前後共ドライタイヤのMAGIC MARYにしました。タイヤ変更により滑りやすくなった部分もありましたがコーナー出口の伸びやハイスピードではスピードを出しやすくなりました。
予選では攻める場所と抑える場所をある程度決めていたので、順位はそれほど気にせず走りました。しかし自分の中ではトップ10に入っていると思っていましたが順位は15位、タイム差は約20秒もあり少し焦りが出てきました。
予選終了後すぐにヘッドカムを見直しラインの最終チェックをしました。

【決勝】

予選のタイムから約20秒タイムアップしなければならなかったので、スタートから全力で漕ぎました。
不得意なセクションはある程度抑えて走り、攻めれる場所は全開で攻めました。
自分のイメージしていた走りを上手く出来たので良かったです。
練習や予選よりオーバースピードになってしまい3回ほど転びかけましたが、何とか持ちこたえて最後までほぼミスなくゴール出来ました。
結果は4位という表彰台まであと一歩でしたが、苦手意識のあったゲレンデコースで好成績だったので次戦の一里野戦が楽しみになりました。

次戦への課題】

次戦は一里野戦で、ゲレンデコースですが苦手意識はもうなくなったので、1本1本しっかりとコースを見てまた好成績を残したいと思います。